LED ZEPPELIN

1st〜4th

LED ZEPPELIN

60年代を駆け抜けたアーティストといえばビートルズだが、70年代を駆け抜けたアーティストであれば間違いなくツェッペリンだろう。メンバーはロバート・プラント(Vo)、ジミー・ペイジ(G)、ジョン・ポール・ジョーンズ(B)、ボンゾことジョン・ボーナム(Ds)。個々のメンバーの才能、キャラクター性はビトールズと比べても何も遜色はない。そんなツェッペリンの68年に発表した1st。ハードロックの先駆けとして名高いアルバムだが基本にロックがあるだけでブルース、フォーク等をうまく味付けし見事なまでに格調高いアルバムに仕上げている。

LED ZEPPELIN U

69年発表。初の全米1位アルバム。しかもビートルズの「ABBY ROAD」を蹴落としての1位。まさしく時代はビートルズからツェッペリンへ世代交代が進む。頻繁にライブ活動を行い、誰にも止められない勢いがあったこの頃の彼らは凄い。@「Whole lotta love」の強烈なリフは以降のハードロック音楽にとてつもない影響を与えたと思われる。D「Heartbreaker」も同様。E「Living loving maid (she's just woman)」は個人的には好きなんだがメンバーは気に入らずライブでプレイしてない。C「Thank you」、F「Ramble on」ではプラントの才能が大きく開花したのが分かる。

LED ZEPPELIN V

70年発表の3rd。アコースティック、フォーク調のアルバムで当時は大批判されたようだ。それでも@「Immigrant song」なんかはハードロックの王者というべき素晴らしい曲だしD「Out of the tiles」のリフも良い(リフを考えたのはドラマーのボンゾ)。ツェッペリンがハードロックだけでなくフォーク、ソウル、ブルースなど多様性をもった面があることを再認識させられる傑作アルバム。

LED ZEPPELIN W

71年発表。彼らの最高傑作に挙げる人も多いであろう4th。こんな作品作られたら前作を非難した批評家らも「参りました」と言わざる得ない。名曲@「Black dog」、A「Rock and roll」、C「Stairway to heaven」を収録。@の変拍子ギターなんかはジミー・ペイジにしか出来ないものがある。Cはロック史上に残る名曲中の名曲であり最も有名なコード進行。D「Misty mountain」はプラントがソロ時代にもよく歌っている。G「When the levee breaks」のボンゾのドラムが凄い。

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