SQUAREPUSHER

スクエアプッシャーはトム・ジェンキンソンによるソロ・プロジェクト。元々はジャズの影響を受けて育ったがLFOの音を聴き衝撃を受け本格的に電子音楽活動に着手。ドラムン・ベースの代表格。エイフェックス・ツイン同様若くして頭角を表した異才。

FEED ME WEIRD THINGS

1.Squarepusher Theme

2.Tundra

3.The Swifty

4.Dimotane Co

5.Smedleys Melody

6.Windscale 2

7.North Circular

8.Goodnight Jade

9.Theme From Ernest Borgnine

10.U.F.O.'s Over Leytonstone

11.Kodack

12.Future Gibbon

Bonus Track

13.Theme From Goodbye Renaldo

14.Deep Fried Pizza

96年発表。リチャード・D・ジェームスの主催するレーベル、リフレックスから発表された1st。ブレイク・ビーツを高速化させたドラムン・ベースのスタイルを完全に確立している。ジャジーなフュージョン風の洒落たイントロからブレイクビーツが乗っかる@「Squarepusher Theme」。アンビエント風ドラムン・ベースA「Tundra」。フュージョンをベースにしながらブレイクビーツを高速化させるD「Smedleys Melody」。ドラムンもブレイクビーツも関係ないアンビエント風で温もりのあるG「Goodnight Jade」。電子音の響きを煌かせたスペース風ドラムンからラストは狂ってくるH「Theme From Ernest Borgnine」。I「U.F.O.'s Over Leytonstone」でもアンビエントが採用されており決してドラムン・ベース一辺倒に傾いていない。奇才ぶり溢れた傑作です。

HARD NORMAL DADDY

1.Coopers World

2.Beep Street

3.Rustic Raver

4.Anirog D9

5.Chin Hippy

6.Papalon

7.Ez Boogie

8.Fat Controller

9.Vic Acid

10.Male Pill Part 13

11.Rat / P's And Q's

12.Rebus

Bonus Track

13.Lone Raver (Live In Chelmsford Mix)

14.Fat Controller (G7000 Remix)

97年発表。ドラマティックに幕を明ける@「Coopers World」からチョッパー・ベースが跳ねまくりでメロディーと絡む。D「Chin Hippy」なんか彼らしく変態的なノイズドラムン。大曲E「Papalon」もしっかりとした楽曲構成で聴かせてくれます。インダストリアルでヒップ・ホップなブレイク・ビーツ・スタイルのG「Fat Controller」。シングル作H「Vic Acid」はやや陰のあるドラムン・ベース。フュージョン風のI「Male Pill Part 13」もあります。ドラムン・ベースって一歩間違うと似た様な曲ばかりになってしまいそうですがオリジナリティーに卓越した才能をもっている彼の場合そんな危惧する必要ありません。ドラムン・ベースの代表的名盤。

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