PINKFLOYD ANIMALS

PINK FLOYD

ANIMALS

1.Pigs On The Wing 1

2.Dogs

3.Pigs(Three Different Ones)

4.Sheep

5.Pigs On The Wing 2

77年発表。ピンク･フロイドのアルバム中最もダークでヘビーなアルバム。小曲の①⑤の「Pigs On The Wing」で大曲３曲を挟む。丁度「Wish You Were Here」とは逆の構成。大曲をフィーチャーしたアルバムとしてはこのアルバムが最後。このアルバムでもデイヴのギターが冴える。特に②「Dogs」ではそのデイヴのギターを堪能できる。ボーカルはデイヴとロジャー。それほど評価の高い作品ではないが個人的には大好きな作品。②「Dogs」犬＝インテリ、③「Pigs」豚＝資本家、④「Sheep」羊＝労働者とし、前作でも垣間見れた社会批判をさらに押し進めている。前作で見られた温か味というものは無くソリッドで冷たい感じ。怒りが先行している。

THE WALL

1.In The Flesh ?

2.The Thin Ice

3.Another Brick In The Wall(Part1)

4.The Happiest Days Of Our Lives

5.Another Brick In The Wall(Part2)

6.Mother

7.Goodbye Blue Sky

8.Empty Spaces

9.Young Lust

10.One Of My Turns

11.Don't Leave Me Now

12.Another Brick In The Wall(Part3)

13.Goodbye Cruel World

1.Hey You

2.Is There Anybody Out There ?

3.Nobody Home

4.Vera

5.Bring The Boys Back Home

6.Comfortably Numb

7.The Show Must Go On

8.In The Flesh

9.Run Like Hell

10.Waiting For The Worms

11.Stop

12.The Trial

13.Out Side Wall

79年発表。全世界で最も売れた２枚組みアルバム（このアルバム発売前まではビートルズの「ホワイトアルバム」）。「The Dark Side Of The Moon」以来の大絶賛を浴びたこの作品は完全にロジャー主導で作られている。コンサートで聴衆が熱望するのは過去の名曲。そこにロジャーはアーティストと聴衆の間の壁を感じ、このアルバムの作成を構想する。⑤「Another Brick In The Wall (Part2)」はアルバム主体のピンク･フロイドとしては異例のNO.1シングルヒットを記録している。作品はオーケストラ、効果音を駆使し壮大なスケールに仕上がっており、特に２枚目からの流れは圧巻だ。82年にはアラン･パーカー監督により映画化もされた。

THE FINAL CUT

1.The Post War Dream

2.Your Possible

3.One Of The Few

4.The Her Return

5.The Gunners Dream

6.Paranoid Eyes

7.Get Your Filthy Hands Off My Desert

8.The Fletcher Memorial Home

9.Southampton Dock

10.The Final Cut

11.Not Now John

12.Two Suns In The Sunset

83年発表。「The Wall」の続編、オマケ、余り曲・・・。ロジャーのワンマンで作られた作品としてこの作品の評価はあまり芳しくない（このアルバムこそピンクフロイドの最高傑作と言う人もいるらしいが）。個人的にこの作品を聴く機会はあまり多くないが悪くは無い。最後の力を振り絞ったロジャーのもがきにデイヴのギターがもの悲しく響く辺りは何ともいえない気分にさせられる。