MANSUN

 ATTACK OF THE GRAY LANTERN

96年発表、デビューでいきなり全英1位を獲得した1st。良質なメロディーと高度なアレンジ、演奏、歌唱の水準も申し分無く、素人さを感じさせない安心して聴けるアルバム。リーダー、ソングライターであるポール・ドレイパーの歌詞には定評があるので詩世界を味わいたい方にもオススメ。

SIX

98年発表。野心に満ちた傑作でグループの名声を一気に高めた。複雑で劇的な構成はプログレ的で様々なテーマをマンサン流に一つの形へ具現化したらこんなのが出来ましたって感じ。場面の転換がこれでもかとありながら適度にポップさがある点は見事で一気に聴かせてくれます。

LITTLE KIX

2000年発表。作り込まれた前作と比べるとずいぶんオーソドックスになった感じを受け、肩透かしをくらった方も多いかもしれないが、時間をかけて作られただけあって細かな所まで処理が行き届いている。1stのメロディーや叙情性を深化させ単なる平凡なアルバムになっていないのは流石。彼らの持ち味であるメロディーを純粋に抽出したベテランエンジニア、ヒュー・パジャムの功績が光る。

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