MAGMA

BRUXELLES 1971-THEATRE 140

Disc1

1.Stoah

2.Kobaia

3.Aine

4.Riah Sahiltaahk

Disc2

1.“Iss” Lansei Doia

2.Ki Iahl O Liahk

3.Sowilol (Soi Soi)

4.Mekanik Kommandoh

1971年ブリュッセルのライブ。なんと既にこの時期から(完全な形でないにしろ「M.D.K.」の原型)Disc2C「Mekanik Kommandoh」が演奏されており驚かされる。Disc2B「Sowilol」は「Soi Soi」と言う曲の前半部分を成すナンバーでこれと後半部分の「Kmx」が合わさったものが「Soi Soi」。演奏面での充実さからいってやはりマグマがライブバンドだということを見せつけるに十二分の初期ステージを堪能できる。

INEDITS

1.Sowiloi + Kmx - Exii - Opus 3

2.Kmx - B Xii - Opus 7

3.Om Zanka

4.Gamma

5.Terrien Si Je T' Ai Convoque

6.Gamma Anteria

72年から75年にかけての貴重なライブ音像。ヤニック・トップ作のKMXを@Aで収録している。ベースがうねりをあげて縦横無尽に駆け巡るトップの必殺ナンバー。A「Kmx - B Xii - Opus 7」でのKMXは殆どトップの独走でギター張りにベースを弾きまくる。凄すぎ。B「Om Zanka」、E「Gamma Anteria」は元々「Kohntarkosz」の一部として演奏されていたものが独立し単曲となったもの。

LIVE

Disc1

1.Kohntark Part One

2.Kohntark Part Two

3.Emehnteht-Re

Disc2

1.Hhai

2.Kobah

3.Lihns

4.Da Zeuhl Wortz Mekanik

5.Mekanik Zain

これぞマグマの最高傑作と誰もが唸る1975年6月の究極のライブ盤。「Hamatai !!!」の掛け声で始まるDisc1@Aの「Kohntark」がぶっ飛んでる。怪しげな掛け声を反復させラストの沸点に持ってくるこの高揚感。こんなライブを生で見たら間違いなく失神します。泣いちゃいます。そしてDisc2D「Mekanik Zain」。C「Da Zeuhl Wortz Mekanik」と並んで「M.D.K.」の一部を構成しているのですが脅威のテンション、あまりに凄すぎて開いた口がふさがりません。ヴァイオリンは若干17才ながら天才振りを見せつけ大活躍しているディディエ・ロックウッド。中盤から終盤にかけてのヴァンデとロックウッドの壮絶なバトルプレイは必聴。ベースはヤニック・トップからベルナール・パガノッティに変わっているがトップに匹敵する凄腕振りを披露。そしてヴァンデ。一糸乱れぬ魂の名演。これを聴かずして死ぬことは許されません。とにかく凄いライブアルバムとしか表現しようがないのです。欲を言えばカットされてる部分、このライブの全貌を全て聴きたいというのが本音だがそれは贅沢な悩みか・・・。

THEATRE DU TAUR CONCERT 1975 TOULOUSE

Disc1

1.Kohntarkosz

2.Hhai

3.Kobaia

Disc2

1.Mekanik Destruktiw Kommandoh

75年9月24日トゥールーズでのライブ盤。音質が悪い点を除けば申し分ない超絶ライブであり凄まじいハイテンションは上記の「LIVE」以上とされる。絶頂期の「M.D.K.」を完全な形で聴けるのも見逃せない。そして「Kohntarkosz」、「Hhai」、「Kobaia」と代表曲を連発。マグマの真髄はライブだ。何れもスタジオテイク(「Hhai」を除く)を遥かに凌ぐ名演でその生々しさに圧倒せざる得ない。

CONCERT 1976 OPERA DE REIMS

Disc1

1.De Futura

2.Sons Et Chorus De Batterie

Disc2

1.Kohntarkosz

2.Theusz Hamtaahk

Disc3

1.Mekanik Destruktiw Kommandoh

1976年3月2日ランスでのライブ。3枚組み全5曲と大曲で構成。ベルナール・パガノッティーによるDisc1@「De Futura」が聴ける。Disc1A「Sons Et Chorus De Batterie」は元々「Ptah」と呼ばれていたものでクリスチャン・ヴァンデによるソロインプロヴィゼーション。さらにDisc2で「Kohntarkosz」、「Theusz Hamtaahk」が聴ける点からも内容的に申し分ない。Disc3@「Mekanik Destruktiw Kommandoh」が絶頂に向かう途中で終わってしまう点が何とも悔やまれる(テープが切れてしまったとのこと)。このアルバムに限ったことではないがマグマのライブアルバムでは多少強引にフェイドアウトしたりするんで何とも口惜しい。

VANDER TOP/PARIS 76

1.Hhai

2.La Musique Des Spheres

3.De Futura

4.Troller Tanz

出た!2001年ヤニック・トップの手により76年伝説のパリ、ルネッサンス劇場でのライブがよみがえった。そして今まで謎のベールに包まれていたヤニック・トップ作「La Musique Des Spheres」が遂にお目見え。因みにこのアルバムはトップが立ち上げたUTOPICから発売されたもので1976年11月2日火曜日のテイク。クリスチャン・ヴァンデ曰く木曜が最高のパフォーマンスであったらしくそのテープがみつからなのでリリースがされず「La Musique Des Spheres」は姿を闇に封じ込めたままだった。A「La Musique Des Spheres」は初めゆったりとした不気味なシンセ音が共鳴し続け途中よりヤニック・トップのベースが暴走し止まらない20分を超える大曲。そしてBトップによる本家「De Futura」。トップの凄さをこの作品で体感して欲しい。

RETROSPEKTIW 1-2

Disc1

1.Theusz Hamtaahk

Disc2

1.Mekanik Destruktiw Kommandoh

80年パリ、オリンピア劇場で結成10周年を記念して行われたライブ盤。マグマ卒業生も入り乱れてまさしく記念イベントに相応しい内容。2枚組2曲。「THEUSZ HAMTAAHK」三楽章の1部、3部を収録。「Theusz Hamtaahk」は2部の「Wurdah Itah」と始まり方が同じで一瞬聴いただけでは見分けがつかない。ラストに沸点を持っていく辺り「Kohntarkosz」的だがリズムチェンジも激しい。とりあえず「Theusz Hamtaahk」のテイクはこのアルバムがベスト。このライブは名盤「LIVE」に勝るとも劣らないテンションと内容で素晴らしい出来。必聴盤でしょう。

RETROSPEKTIW 3

1.Retrovision

2.Hhai

3.“La” Dawotsin

上記同様のライブ盤。ファンク的要素の強い@「Retrovision」は女性ボーカルとベース主体の20分近い大曲。完全な形は40分を越えるらしい。代表曲A「Hhai」では後半ヴァンデのドラムとパガノッティーのベースの上をロックウッドのヴァイオリン、J.L.シュバリエのギター、B.ヴィデマンのキーボードがかけ合うのだが見事な出来だ。

CONCERT BOBINO 1981

Disc1

1.Zain

2.Hhai

3.Urgon Gorgo (Attahk)

4.Retrovision

Disc2

1.Who's My Love

2.Otis

3.Zess (Extrait)

4.You

81年5月27〜30日パリはボビノ劇場でのライブ盤。聴き所は未完の大曲Disc2B「Zess」(抜粋)。30分を越えているが完成には至っておらずこの曲の完全な形は未だお目にかかれていない(完成形は50分を超えるらしい)。音は反復調で「Kohntarkosz」、「De Futura」系の音といえる。こういった大曲でも長さを感じさせず一気に聴かせてしまう辺り、ほんとマグマは凄い。マグマの声であったクロース・ブラスキス脱退後のライブだがテンションの衰えは感じさせない。後任のボーカリストギ・ガリファが頑張っている。時にクリスチャン・ヴァンデもボーカルを取り特に偉大なソウルシンガー、オーティス・レディングへ捧げたDisc2A「Otis」は感動的。

LES VOIX

1.Emehnteht-Re (Announcement)

2.C'est Pour Nous

3.Zess (Extrait)

4.Wurdah Itah (Extrait)

92年ツアー時のライブ盤。往年の名曲C「Wurdah Itah」が収録されているが短くアレンジが施された抜粋で15分程。全てピアノ、コーラス中心でマグマ特有のリズムの躍動感は無いがこれはこれで良い。未完の大曲B「Zess」(抜粋)は約17分。声のマグマを堪能できる。この時のライブもっと聴きたい。

THEUSZ HAMTAAHK/PARIS 2000

Disc1

1.Theusz Hamtaahk

Disc2

1.Wurdah Itah

Disc3

1.Mekanik Destruktiw Kommandoh

「THEUSZ HAMTAAHK」3楽章を再現した2000年度5月13、14日パリ、トリアノン劇場でのライブ盤3枚組。2001年の来日公演でも再現されており感動と興奮を呼んだ。遂にやってしまったかという感じで大曲3曲を一気に聴ける。それぞれアレンジも施されており現在のマグマの姿をここに余すことなく伝えてくれる。絶頂期と比べても演奏面での不安は無い。ライブで見たジェイムス・マクガウ(G)、フィリップ・ブソネ(B)、エマニュエル・ボーギ(Key)は何れも凄腕で恐れ入った。

MAGMA

MAGMA STUDIO ALBUM

MAGMA、OFFERING、OTHERS

TOP   INDEX

inserted by FC2 system