10 Discs of Live Album

 ライブアルバム。それはベスト盤同様アーティストにとって1つの節目であったり、絶頂期の記録、はたまた次作への時間稼ぎ。どんな意図であれ好きなアーティストのライブは体験できなくても一度は聴いておきたいもんだ。大量のライブアルバムを聴いてきて思ったのは「これぞ極上のライブアルバム」と言えるものが意外に少ない。個人的にライブアルバムに求めるのは@スタジオテイクを凌ぐ名演。A臨場感。この2つに尽きる。仮に音が悪くても臨場感が凄ければOK。とにかくスタジオテイク以上の何かがないと退屈に感じてしまいます。後は歴史的遺産価値。以上の点からプログレ中心の選出になってしまいました。

LIVE ALBUM

MUST!

LtoR

EMERSON, LAKE & PALMER 「Pictures At An Exhibition」

KEVIN AYERS-JOHN CALE-ENO-NICO 「June 1,1974」

MAGMA 「Live」

KANSAS 「Two For The Show」

SLAYER 「Decade Of Aggression」

 

LtoR

DEEP PURPLE 「Live In Japan」

YES 「Yessongs」

GENESIS 「Seconds Out」

MINISTRY 「In Case You Didn't Feel Like Showing Up (Live)」

NIRVANA 「From The Muddy Banks Of The Wishkah」

 

 EL&Pの名演「Pictures At An Exhibition」。71年3月26日ニューキャッスル、シティ・ホール録音。火花散る演奏とはこの事。 ケヴィン・エアーズの一声でジョン・ケイル、ブライアン・イーノ、ニコが集まる。他にもマイク・オールドフィールド、ロバート・ワイアットが共演した奇跡の「June 1,1974」。74年6月1日、ロンドンはレインボー・シアターの歴史的記録です。 マグマ最強盤「Live」。これ以上のライヴアルバムは存在するのだろうか。75年6月1日〜5日パリ、オリンピア劇場での記録。 カンサスの「Two For The Show」。77年から78年にかけて行われた全米、ヨーロッパツアーからの記録。その演奏はスタジオ盤を遥かに凌ぐ。 スレイヤー10年の節目「Decade Of Aggression」。90年10月14日ウェンブリー・アリーナ、91年3月8日フロリダはレイクランド・コロシアム、91年7月13日カリフォルニア、オレンジ・パビリオンでの怒涛のライヴ。臨場感、迫力、全て完璧。

 

 ディープ・パープルの「Live In Japan」。おそらく海外アーティストの日本公演で最も有名なライヴ・アルバム。72年8月15、16、17日大阪は厚生年金会館と日本武道館の記録。 緻密なスタジオテイクをライヴで完璧に再現した「Yessongs」。イエス絶頂期72年12月15日、16日ロンドンはレインボー・シアターの記録。 ピーター・ガブリエルは既に脱退しているが演奏力の頂点が聴けるジェネシスの「Seconds Out」。76年、77年のパリ公演から。 ミニストリー89年から90年にかけての全米ツアーの記録「In Case You Didn't Feel Like Showing Up (Live)」。G×5、Ds×2。9人編成で織り成す攻撃性、迫力はスタジオ盤以上。元PILのマーティン・アトキンスもドラムで参加。 ニルヴァーナ89年から94年におけるライヴ活動記録「From The Muddy Banks Of The Wishkah」。臨場感はこれ以上のもの無し。

<300 Discs Of The Century:66〜99>

INTRODUCTION

32 Discs of 60's

66〜69

109 Discs of 70's

70〜72  73〜75  76〜79

54 Discs of 80's

80〜84  85〜89

95 Discs of 90's

90〜94  95〜99

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