THE JESUS AND MARY CHAIN

84年にジム・リード(Vo)&ウィリアム・リード(G)兄弟を中心に結成。1st作成時のメンバーはリード兄弟にダグラス・ハート(B)、ボビー・ギレスピー(Ds)。以降、ベース、ドラムはメンバーの入れ替えを繰り返しながら、絶えず音楽性を変化させ、98年クリエイションからアルバム「MUNKI」を発表。しかし、度々絶えなかったリード兄弟の関係悪化により現在バンドは消滅状態。マイブラピクシーズ等彼らの作品が後続に与えた影響は計り知れない。

PSYCHO CANDY

1.Just Like Honey
2.Living End
3.Taste The Floor
4.Hardest Walk
5.Cut Dead
6.In A Hole
7.Taste Of Cindy
8.Never Understand
9.Inside Me
10.Sowing Seeds
11.My Little Underground
12.You Trip Me Up
13.Something's Wrong
14.It's So Hard

85年発表。デビューアルバムにして最高傑作としての呼び名も高い1st。ディストーションを利かせたギター、嵐のようなフィードバックノイズは今聴いても衝撃的。攻撃的なサウンドだがメロディーは甘美。85年にこんな作品が出たことに改めて凄いな〜と思ってしまいます。ドラムは現プライマル・スクリームのボビー。

DARKLANDS

1.Darklands
2.Deep One Perfect Morning
3.Happy When It Rains
4.Down On Me
5.Nine Million Rainy Days
6.April Skies
7.Fall
8.Cherry Came Too
9.On the Wall
10.About You

87年発表。ドラマーにジョン・ムーアを起用。前作から一変、フィードバックノイズは全く無い。音質は前作とベクトルが全く逆方向を向いているが甘美なメロディーは健在。どの曲も素晴らしい出来。彼らがメロディー重視だったバンドであることが良く分かる。評価が分かれる作品だが個人的には彼らの作品中最も好きなアルバム。B「Happy When It Rains」はベストチューンの一つ。@「Darklands」はプライマル・スクリームがシングル「If They Move,Kill ‘Em」でカヴァーしている。

AUTOMATIC

1.Here Comes Alice
2.Coast To Coast
3.Blues From A Gun
4.Between Planets
5.U. V. Ray
6.Her Way Of Praying
7.Head On
8.Take It
9.Halfway To Crazy
10.Gimme Hell
11.Drop
12.Sunray

89年発表。ドラムを打ち込みにし、ビートが強調された。厚みのあるフィードバックノイズも復活。D「UV Ray」ではそれらが顕著に表れてる。変化を恐れないのはいかにもジザメリらしい。どれも洗練された楽曲で完成度が非常に高い。F「Head On」は非常にカッコ良いナンバー。ピクシーズがアルバム「TROMPE LE MONDE」でカヴァーしている。

HONEY'S DEAD

1.Reverence
2.Teenage Lust
3.Far Gone And Out
4.Almost Gold
5.Sugar Ray
6.Tumbledown
7.Catchfire
8.Good For My Soul
9.Rollercoaster
10.I Can't Get Enough
11.Sundown
12.Frequency

92年発表。ノイズとビートが上手くかみ合い、彼らが今までやってきた事の集大成的な感じが取れるアルバム。ファンの間でも人気が高い傑作です。@「Reverence」からデジタルビート満載でカッコ良い。一方、素晴らしいメロディーも健在。楽曲の質も高くデジタル一辺倒に傾かないのは流石。

STONED & DETHRONED

1.Dirty Water
2.Bullet Lovers
3.Sometimes Always
4.Come On
5.Between Us
6.Hole
7.Never Saw It Coming
8.She
9.Wish I Could
10.Save Me
11.Till It Shines
12.God Help Me
13.Girlfriend

14.Everybody I Know
15.You've Been A Friend
16.These Days
17.Feeling Lucky

94年発表。彼らの作品では最も評価が低い。変わった。これがジザメリかと耳を疑いたくなるくらい変化したアルバム。ジムとウィリアムの共作は一曲のみ。ビートもノイズも無く、アコースティックサウンドで固められたこの作品は往年のファンには相当受け入れ難い。が、楽曲自体はそれほど悪くない。ジザメリを聴いたことが無い人が聴けば良質の作品として聴けるのでは?

MUNKI

1.I Love Rock N Roll
2.Birthday
3.Stardust Remedy
4.Fizzy
5.Mo Tucker
6.Perfume
7.Virtually Unreal
8.Degenerate
9.Cracking Up
10.Commercial
11.Supertramp
12.Never Understood
13.I Can't Find The Time For Times
14.Man On The Moon
15.Black
16.Dream Lover
17.I Hate Rock N Roll

前作から4年、98年発表。ファンには前作の流れを踏襲してなくて安心したことでしょう。4thの頃に立ち返ったような音です。まだまだ彼らの音を聴きたかったし、活躍して欲しかったんですが粒揃いの楽曲満載。最後を飾るに相応しい力作。

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