DIZZY MIZZ LIZZY

ディジー・ミズ・リジーは94年に若干20歳という若さでデビューしたデンマークのバンド。メンバーはティム・クリステンセン(Vo、G)、マーティン・ニールセン(B)、ソレン・フリス(Ds)のトリオ編成だ。メンバーがビートルズを敬愛しているようにバンド名はビートルズの「HELP」に収録されている「Dizzy Miss Lizzy」から引用されている。どうしてか日本では一部のメディアでしか取り上げられなかったが聴かなきゃ一生後悔します。既に解散しておりますが管理人一押しアーティスト。

DIZZY MIZZ LIZZY

1.Waterline Intro
2.Waterline
3.Barbedwired Baby's Dream
4.Love Is A Loser's Game
5.Glory
6.67 Seas In Your Eyes
7.Silverflame
8.Love Me A Little
9.Mother Nature's Recipe
10....And So Did I
11.Wishing Well
12.Hidden War
13.For God's Sake
14.Too Close Too Stab

Bonus Track
15.Hurry Hurry

94年発表。A「Waterline」、D「Glory」、F「Silverflame」といった超名曲を収録。特に大絶賛されたD「Glory」は名曲すぎます。初めて聴いた時の衝撃というか耳から離れないあまりに印象的なメロディーは絶品。そこらの新人アーティストとは次元が違っていた。彼らの音を形容すればビートルズとニルヴァーナを足して2で割った感じなんだがそういったアーティストの影響を感じさせつつも工夫され自分達のモノとしている。おまけに彼らはサビへの持って行き方が非常に上手い。楽曲へのフックを巧みに操っているから飽きさせず聴かせてしまう。必聴盤。

ROTATOR

1.Thorn In My Pride

2.Run

3.Rotator

4.11:07 PM

5.Back-Bone-Beat

6.When The River Runs Dry

7.Break

8.I Like Surprises

9.Riff Sang

10.Take It Or Leave It

11.Find My Way

12.Two Of You

13.Rise And Fall

14.Outro

Bonus Track

15.Pain Before My Eyes

96年発表。2ndだが最終作。前作の「Glory」ほど強烈なインパクトをもった曲は無いがアルバムとしての完成度は前作を凌ぐ。メロディーのセンスも然ることながら冴えたギターワーク、グルーヴも見事でA「Run」のようにリフ作りも非常に上手い。D「Back-Bone-Beat」の様な単純なリフも気持ちよく聴かせてしまったり、E「When The River Runs Dry」、I「Take It Or Leave It」のメリハリの付け方や抒情性とかやはり只者ではない。C「11:07 PM」、L「Rise And Fall」のバラード系スローナンバーもとにかく聴かせてくれる。前作同様傑作。未知数の可能性と抜群のメロディーセンス、アンサンブルを備えていたバンドだけに、このアルバムを最後に解散してしまったのがあまりにもったいない。

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