V.A.

THE PROFESSIONAL SCHOOL OF TECHNO

電気グルーヴのテクノ専門学校

「電気グルーヴのテクノ専門学校」。テクノとは?。そんなテクノ入門用教科書的作品です。90年代前半におけるテクノ音楽をRISING HIGH RECORDS、WARP、R&Sの3大レーベルからチョイスし、テクノという魅力を十分に満喫できる。ブックレットの解説が非常に詳しくテクノの歴史、音楽性について学べかなり重宝しました。

VOL.1

1.LFO / What Is House

2.RISING HIGH COLLECTIVE / Fever Called Love (Hardfloor Mix)

3.DETUNE / Magic Flute

4.SPEEDY J / Jackpot

5.KIBU / Replay→A

6.POLYGON WINDOW / Polygon Window

7.CIRCLE CITY / Moments Of Inertia

8.RHYTHM INVENTION / Ad Infinitum

9.BLACK DOG PRODUCTIONS / Clan

10.SABRES OF PARADISE / Smokebelch 1

@「What Is House」はマーク・ベルとジェズ・ヴァーレイのLFO。ブリープ・サウンドなる言葉を生み出した低音機械仕掛けの音。A「Fever Called Love (Hardfloor Mix)」のライジング・ハイ・コレクティヴ。ハードフロアのミックスによる有名曲なんで聴いた事ある人も多いはず。ニュー・オーダーの「Blue Monday」と並ぶ名リミックス。B「Magic Flute」はデトゥーン。機械音と繊細な音色が気持ち良いです。C「Jackpot」はヨヘム・パープことスピーディJ。1分弱の非常に短い曲。D「Replay→A」はデイヴ・キャンベルのプロジェクト、キブ。かなり変質の面白いサウンドですが個人的には好み。E「Polygon Window」は言わずもがなの仙人エイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェイムスの変名ポリゴン・ウインドウ。「SURFING ON SINE WAVE」のオープニングナンバー。F「Moments Of Inertia」はサークル・シティ。メロディアスなダンスナンバーです。G「Ad Infinitum」、ニック・シンプソンとリチャード・ブラウンからなるプロジェクト、リズム・インヴェンション。ダンサンブルなグルーヴが良い。H「Clan」のブラック・ドッグ・プロダクションはケン・ダウニー、エド・ハンドリィ、アンディ・ターナーから成る。ブラック・ドッグやプレイド等他名義多数。I「Smokebelch 1」はアンディー・ウェザオール率いるセイバーズ・オブ・パラダイス。超名曲の「Smokebelch 2」は契約の関係で収録できなかったようだがこちらも良いです。

VOL.2

1.CRANIUM H.F. / 16 Bit Suicide

2.APHEX TWIN / Digeridoo

3.SOURCE / The Real Thing

4.C.J.BOLLAND / Camargue

5.SPEED JACK / Storm

6.RISING HIGH COLLECTIVE / Tangled In My Thoughts (Hardfloor Mix)

7.SUN ELECTRIC / Entrance

8.FUSE / Substance Abuse

9.KENNY LARKIN / Track

10.UNION JACK / Two Full Moons & A Trout

11.POLYGON WINDOW / Quino-Phec

@「16 Bit Suicide」のクラニアムH.F.はケヴ、フィッシュ・アイ、ロスの3人から成る。ハードコアテクノな感じでボーカル入り。ボーカルはプライマルのボビーの様な歌唱だ。A「Digeridoo」はエイフェックス・ツインの名曲。超アシッドナンバー。必聴です。B「The Real Thing」はロバート・ライナーのソース。音数少ないリズミックなアンビエント風味。C「Camargue」、CJボーランドはR&Sレーベルの代表格。コアな作風が多い中この曲は繊細な趣を見せる。D「Storm」のスピード・ジャックはLFOの片割れ、マーク・ベルのプロジェクト。アンビエント・トランスな感じ。E「Tangled In My Thoughts (Hardfloor Mix)」、VOL.1にも収録されたライジング・ハイ・コレクティヴ。これもハードフロアによるミックス。ハードフロア好きの卓球らしいセレクト。F「Entrance」はドイツはベルリンを代表するサン・エレクトリック。名盤「キッチン」収録曲。G「Substance Abuse」、フューズはリッチー・ホウティンの別名義。TB303を使用したミディアムテンポながらかなりハマる名曲。H「Track」、デトロイトのケニー・ラーキン。繊細な音使いだが元軍人、コメディアンというまるでテクノとはかけ離れた異人。I「Two Full Moons & A Trout」はサイモン・ベリーとクラウディオのユニット、ユニオン・ジャック。10分近い長い曲だがアレンジや音の処理が上手く飽きずに聴き通せます。ラストJ「Quino-Phec」を飾るのはリチャード・D・ジェイムスのポリゴン・ウインドウ。超強力極上アンビエントです。

VOL.3

1.UP! / Spiritual High

2.JOEY BELTRAM / Caliber

3.69 / Jam The Box (Radio Edit)

4.WAGON CHRIST / Electran

5.INFLUX / Tb Rage

6.RAC / Mindfield

7.MIKE DRED / Oxycute

8.FRIENDS, LOVERS & FAMILY / Stay In Darkness

9.SUN ELECTRIC / Entrance (Dave Angel Remix)

10.THOMAS FEHLMANN / Vivisection Experimentation

11.SABRES OF PARADISE / Wilmot (Edit)

@「Spiritual High」のアーティスト、UP!はリッチー・ホウティンの別名。シンセ音が特徴的な極上の名曲。A「Caliber」、ジョイ・ベルトラムはインダストリアル・テクノ。B「Jam The Box (Radio Edit)」。69はデトロイト・テクノの大御所、カール・クレイグのプロジェクト。フロア向けトラックだ。C「Electran」はルーク・ヴァイバートのユニット、ワゴン・クライスト。D「Tb Rage」はジェームス・バーナードのユニット、インフラックス。タイトル通りTB303洪水。15分を超える大曲。E「Mindfield」のラック。フロア向けのアップ・ビート。F「Oxycute」のマイク・ドレッドは完全にTB303サウンド。いかにもアシッドって感じでまるでハードフロア。G「Stay In Darkness」のフレンズ、ラヴァーズ&ファミリーはローレンス・エリオット・ポッター、ニッキー・ハウズ、ウィルフ・フロストから成る。かなりアンビエントな作風でこのコンピでもかなり異質な曲。H「Entrance (Dave Angel Remix)」はVOL.2に続くサン・エレクトリックの曲だがデイヴ・エンジェルのリミックス。I「Vivisection Experimentation」、トーマス・フェルマンはドイツテクノシーンの代表格。J「Wilmot (Edit)」はセイバーズ・オブ・パラダイス。この曲は完全にダブ&レゲーミックスされたテクノ。全体的にVOL.3はアシッド中心の作品で好みの曲多いです。

DENKI GROOVE (電気グルーヴ)

TAKKYU ISHINO(石野卓球)

YOSHINORI SUNAHARA(砂原良徳)

MIX-UP

DJF

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