5th〜8th

HELP!

65年8月発表。「A HARD DAY'S NIGHT」同様@〜Fは映画のためのサウンドトラック。サウンド的にはヴァリエーション豊かな仕上がりとなっている。おなじみの@「HELP!」L「Yesterday」収録。A「The night before」やD「Another girl」なんかいかにもポール的なナンバー。カントリー風のK「I've just seen a face」が個人的に好きだ。

RUBBER SOUL

65年12月発表。ビートルズ中期の始まり。曲に深みが加わりそれは歌詞からも読み取れる。ジョンのH「Girl」、J「In my life」、ポールのF「Michelle」はいずれも素晴らしいバラード。@「Drive my car」はドライブ感が最高。ジョージのL「If I needed someone」も良いし、A「Norwegian wood」、C「Nowhere man」も名曲。叙情的な美しさが全編に漂い、何ともいえない雰囲気がある。これまでのアルバムと比べると数段上を行く完成度。凄い。傑作。

REVOLVER

66年8月発表。個人的にビートルズ最高傑作。スタジオワークに磨きをかけ、新たな可能性とイマジネーションの追求が生み出した産物。@「Taxman」、C「Love you to」、K「I want to tell you」はジョージの曲で彼のアルバムに対する影響力が強くなった。ジョンのF「She said she said」、M「Tomorrow never knows」はドラッグに触発されなければ出来なかった名曲だろう。作曲者のジョン自身は好きな曲ではないと語っているがH「And your bird can sing」のギター、ベースワークは最高!ポールもA「Eleanor rigby」、D「Here,there and everywhere」、G「Good day sunshine」、I「For no one」、L「Got to get you into my life」で名曲を提供。リンゴが歌うE「Yellow submarine」は悪くない曲だがこのアルバムには必要なかった。どうしても浮いてしまう。Eが無かったらアルバムとしての完成度は極まっていただろう。

SGT PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND

67年6月発売。全世界で大絶賛、ロック史に残る名盤、コンセプトアルバムの先駆け等あまりに語られるべき事が多いビートルズの代表作。アルバムの最初から最後まで一貫性を持った音。ロックは芸術であるということを知らしめた。湧き出るアイディアを具現化するために当時の機材を四苦八苦してアレンジされた音は見事に結実した。コンセプトアルバムというだけあって“この一曲”というものには欠けるがL「A day in the life」が良い。リンゴのドラミングが好きだ。

1st〜4th 9th〜13th

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