1st〜4th

PLEASE PLEASE ME

63年3月発売。豪快なR&Bナンバー@「I saw her standing there」でまず打ちのめされる1st。@AEFGHL以外はカヴァー曲で殆どが黒人グループのもの。1stシングルG「Love me do」はビートルズとしては大した曲だとは思わない。やはりアルバムタイトル曲Fだろう。カヴァー曲を凌駕するオリジナリティー。アルバム中最も際立っている。M「Twist and shout」のジョンのボーカルも絶品。@のポールと比べてみるのも面白いかも。

WITH THE BEATLES

63年11月発売。音楽性が1stより広がり、全体的に激しさが加わった。@ABDHJLがレノン&マッカートニーの曲でCはジョージ。他はカヴァー曲。J「I wanna be you man」はストーンズの為に書かれた曲で彼らの2ndシングルとなった。アルバム発売時期と同じくシングル「She loves you」、「I want to hold your hands」も発表。

A HARD DAY'S NIGHT

64年7月発表。その完成度は非のつけどころがなく、初期の最高傑作として名高い3rd。特にジョンの成長が著しく@ABCEGHJKLと計10曲を提供。アルバムタイトル曲@の歯切れ良いサウンド、B名バラードの「If I fell」、E「Can't buy me love」のノリの良さ、カントリーっぽいH「I'll cry instead」、個人的に大好きなK「You can't do that」等聴き所が多い。Bと並んでポールのD「And I love her」も名バラードだ。全編オリジナル曲。彼らはロックアルバムの金字塔を打ち立てた。

BEATLES FOR SALE

64年12月発表。ビートルズとしては地味なアルバムかもしれない。@ABDGJKL以外はカヴァー。多忙なスケジュールで曲作りに専念できなかったのは明らか。前半と比べ後半、楽曲の質が多少劣る。それでもこの完成度。凄い。R&B、カントリー要素、フォーク色が強く、これには彼らのアメリカツアーも影響している。@「No reply」は名曲。ツェッペリンの3rdと同様に彼らとしては新機軸を告げる一枚であると思う。

5th〜8th 9th〜13th

INDEX   TOP

 

inserted by FC2 system